やる気と脳の関係!
ご苦労様です!
四国担当の樋口です。
最近やる気が出ない、外は暑いから部屋にこもっていたい、というときありませんか。
「勉強しないと」「掃除しなきゃ」「ご飯作らないと」「仕事済ませないと」
現代人は非常に忙しいものです。
そんな時にやる気がなかったら、もうこれまたしんどい。
今回はやる気をつかさどると言われている側坐核の知られざる力を紹介します。
やる気が出ないと困りますよね。
わたしなんてブログ書きたいのになぜかやる気が出ないなんてしょっちゅうです。
そんな時は他のこともしたくないんですよね。
掃除をするのも面倒。勉強するのも面倒。料理するの面倒。お風呂入るのも面倒
でも、ネットサーフィンで無駄に時間を使ってしまう。
挙句の果てにはトレイに行くのも面倒くさくなって、膀胱パンパンなんてこともあります。
みなさんこの気持ちわかりますよね?
え?最後のは分からない?
まぁ、気にせず本編に移ります。
側坐核がやる気を出す仕組み
さて、側坐核がやる気を出す仕組みから見ていきましょうか。最近、「やる気 でない」「やる気 出す方法」とかで検索しても出てくるようになりましたよね。
知っている人も結構多いんじゃないでしょうか。
そもそも側坐核とは

側坐核とは脳の真ん中に左右1つずつあるたった2㎜の小さな場所です。
この側坐核に刺激を与えるとどんどんやる気が出てきます。
これを作業興奮といいます。
どうやって側坐核に刺激を与えるのか
はい。問題はここですよね。やる気を求めてこのサイトにやってきた方。残念です。
側坐核に刺激を与えるには実際に行動に移すしかありません。
やる気がないから行動に移せないのに、行動に移して気を起こせとはどういうことでしょうか。
鶏が先なのか、卵が先なのか。
どっちなんだい!って話ですよね。
でも、よく考えてみてください。
- 勉強に取り掛かる前に机を整理していたら、いつの間にか掃除機までかけて洗濯もしていた、なんてこと経験したことありませんか。
- 勉強し始めて気が付いたら数時間たってた、なんてことありませんでしたか。
- ちょろっと英単語を眺めていたら、めちゃくちゃページ数進んでた、なんてことありますよね。
先ほどの膀胱パンパンでは共感が得られなかったと思いますが、これなら共感を得られる自信はあります。
作業興奮とはまさにこのことです。
たった5分、10分の行動があなたのやる気を左右するのです。
もうこうなったらいっその事このページを閉じて、やることやってしまいましょう。
側坐核の活性がうつ病を助ける?
これは今現在、研究が行われている途中で、マウスを用いて実験されてます。詳しくはこちらのページに「ストレスホルモンがうつを引き起こす―米大研究者」
ちょっと難しいと思うので簡単にまとめました。
「側坐核がドーパミン出してくれるおかげで俺たちやる気出るけど、ストレスで側坐核がやられるとうつになっちゃうんだぜ。いったんそうなると側坐核が働いても短くても3か月はなかなか治らないんだぜ。まだマウスしか試してないけど、もしかした側坐核の研究がうつの治療に役立つかもしれないんだぜ。」
こんなところでしょうか。
これはぜひとも研究を進めてほしいですね。
側坐核には痛みを抑える効果もある
なんと、側坐核には痛みを抑える効果があるという研究結果が出ています。これはいつかのためしてガッテンでやっていました。
脳に痛みの信号が伝えられるとオピオイドという成分が分泌され痛みの伝わりが抑えられます。
腰痛患者の85%が側坐核の機能低下が原因なんだとか。
人間、ストレスを感じると脳の血流が低下し、脳機能が低下します。
それが原因で側坐核の機能も低下するんですね。
つまり、腰痛の原因はストレスだったということです。
わたしはまだ腰が痛くなったことないんですけどね。
一応若いですから。
まとめ:側坐核ってすごい
今回の記事で色んな側坐核の一面を知ることができました。やる気スイッチをONにしてくれるだけでなく、痛みを和らげてくれるという側坐核。
脳の真ん中に居座っているだけあってなかなかの働き者ですね。
側坐核を活性させるためにはまずは行動です。
たった少しの行動が、やる気を引き起こしてくれます。